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ぶどう

今回はブドウについて紹介します。

品種や産地によってずれはありますが、6月頃から店頭に並び始め、品質的に安定して美味しい食べ頃の旬は8月から10月初旬頃にかけてです。

スイカと並ぶ、夏の果物の代表といってもよさそうですね。

☆ぶどうにはブドウ糖による疲労回復効果がある

 ぶどうには体内に吸収されやすいブドウ糖や果糖などの糖質が多く含まれており、これらは体内で代謝の経過を経ずにそのままエネルギーになってくれるので、疲労回復効果

があると言われています。

また、ブドウ糖や果糖などの糖質は直接脳の栄養源となり、脳の働きを活発にし、集中力を高める効果があります。

☆おいしいぶどうの選び方

 色が濃く、表面に張りがありブルームと呼ばれる白く粉をふいたような物がしっかりと付いているものを選びます。また、枝の色が緑で、切り口が新しい物を選んでください。

ブドウの実が房からぽろぽろと取れている物は、鮮度が落ちていますので、枝を手に持って少しゆすってもしっかりと実が付いているものを選びます。

生食の場合、冷やしすぎると甘みが感じられなくなってしまうので、食べる直前に冷水につけて冷やしてから食べるのがベストです。

☆保存方法 

房のままの場合は、なるべく実に負担がかからないよう一房ずつ乾燥しないよう袋などに入れ、野菜室に入れます。水に浸けると傷みが早くなるので、洗うのは食べる直前にしましょう。

実を枝から切り離して保存する場合は、実を傷つけないようハサミで枝を2~3ミリ程実側に残して切り離し、ジップロックなどの密封袋に入れて野菜室に入れてください。

冷凍する場合は、実を房から切り離して、密封袋に入れたまま冷凍します。食べる時は食べる分だけ取り出し、さっと水洗いをすれば表面だけ溶け、皮が剥きやすくなり、シャーベットのように食べられます。また、解凍しきっても、枝の付け根がちゃんと蓋をしてくれているので果汁の流失も最小限に抑えられます。

まだまだ雨の続く季節ですが、おいしいぶどうを食べて癒されてみるのもいいかもしれませんね。