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夏といえば

夏の果物といえば、やはりスイカでしょうか?

スイカは疲労回復と利尿作用があると言われており、夏の暑さで衰えた身体に優しく、夏バテに効果がある食材の一つです。

アフリカ原産で、中国より西の方から伝わったウリであるため「西瓜」と呼ばれるようになったそうです。
 
☆スイカの選び方

スイカは収穫されるとその時点で成長が止まり追熟はしないので、買う時点でしっかりと熟した甘いものを選びましょう。

スイカは熟すとツルの付け根の部分が少しくぼみ、その周りが盛り上がったような形になります。その部分がへこんでおらず、まるい球状の表面に軸が出ているような物はまだ未熟なものなので避けてください。ツルが付いている場合は、ツルが緑色の物にしましょう。枯れている物は鮮度が落ちています。

スイカの模様とその表面がくっきりとして凹凸があるもの

模様がはっきりとしていて、さわった時にかすかにへこみ、模様の無い部分が膨らんでいます。この凹凸がはっきりしているほど良く熟し甘味が強いと、言われています。

☆おいしい食べかた。
丸のままのスイカは冷蔵庫に入れない!

スイカは冷やし過ぎると甘味が弱まり美味しさが半減してしまいます。丸のままのスイカは風通しが良く、比較的涼しいところに置いておきましょう。

カットされた物は傷みが早いので冷蔵庫に入れておきますが、早めに食べましょう。

スイカは8℃から10℃が最も美味しく感じる温度だそうです。冷蔵庫に入れる場合も、直前1時間ほど前に入れるようにしましょう。

スイカの冷凍保存

スイカは水分が多く、生食する場合は冷凍保存に向いていませんが、スムージーやシャーベットに使うのであれば冷凍する事が出来ます。その場合は、皮を切り落とし果肉を潰して、種も綺麗に取り除いたものをジップロックなどの保存袋に入れ、平たく伸ばした状態で冷凍しておくと便利です。

☆スイカには無駄がない。
スイカはほとんど余すとこなく食べられます。果肉はもちろんですが、皮の部分も漬物にしたり、煮物にすれば食べられます。煮物にすると冬瓜のような味、食感になるそうです。

また、種は炒って塩味をつければビールのつまみになります。

今年は余すことなく、スイカを堪能してみてはいかがでしょうか?