サクランボが美味しい季節になりましたね。
今回はサクランボについてご紹介します。
サクランボは桜の木になる実ですが、一般に観賞される桜とはまた違う品種の木です。
主にセイヨウミザクラ やスミミザクラと言われる種類になります。
サクランボは英語でチェリーですが、植物学上では「桜桃(おうとう)」と言います。
日本のサクランボの王様、『佐藤錦』は山形県で佐藤栄助氏によって「ナポレオン」と「黄玉」を交配育成され生まれ、現在では「赤いルビー」と呼ばれ、サクランボの中では日本を代表する品種です。
その生産量も国内ではダントツに多く知名度も高い品種です。
佐藤錦(さとうにしき)の特徴
佐藤錦の果肉は乳白色で、果肉、果汁ともに多く、品質は国内最高級です。
他にも、高砂(たかさご)豊錦(ゆたかにしき)と呼ばれる品種があります。山梨県で発見された品種で、果肉が柔らかく、酸味が少ないので甘さが強く感じられるのが特徴です。
サクランボは追熟しない果物なので、一番美味しいタイミングで収穫されます。ハウス物などもあり、早く出荷されるものもありますが、一般的に最も多い佐藤錦が出回る時期はちょうど梅雨の時期で、5月後半から6月にかけてが旬となります。
国内の主な産地はダントツで山形県で、全国の約76%程を生産しています。
☆おいしいサクランボを選ぶポイント
まずは、しっかりと紅く色付き、鮮やかでつやがあるものを選びます。
サクランボは追熟しないので、青みが残っている物が多い物はやめた方が良いです。また、あたったりして部分的に茶色っぽく変色したり傷が付いているものは避けます。
そして、枝が緑の鮮やかなものを選びます。鮮度が落ちてくるとこの枝が茶色くなってきます。
サクランボは粒が大きいほど値段が高くなる傾向にあります。同じ値段なら大粒を選びましょう。
☆サクランボの保存方法
サクランボは収穫と共にどんどん味が落ちていきます。買ったらすぐに食べる方が美味しくいただけます。
それでも、少しの間保存したい場合は新聞紙などにくるみ、出来るだけ涼しいところにおきます。もって2日位です。冷蔵庫の野菜室で保存するのがいいですが、あまり温度が低いと味を損ねてしまうので注意してください。
サクランボは食べる直前に冷やした方が美味しく食べられます。
サクランボのおいしい情報でした。
今はまだ遠くに出掛けるのは心配ですが、来年はサクランボ狩りに出掛けられるといいですね♪